Shirube.

なんてことない毎日を。

25 Jun. 2017

 

  みなさま、お久しぶりです。

 

  実家生活になり家事をすることが殆どなくなったため、お弁当作りもせず自堕落生活を送っておりました。しかし最近母の体調が悪く入退院を繰り返しており、必然的に家事をすることになったのでお弁当作りも再開しました。実家には父もおりますので、家事など何ひとつせずに生きてきた父の世話もやっております。母には到底及びませんが、仕事しながらもそれなりにやれているのではないかと思います。

 

  しかし。

 

  母の病気の心配や父への不満、兄への不信感からか、ここ最近ずっともやもやいらいらしてました。黒い暗い気持ちがずっと心の中を蝕んでいました。ずっと辛かった。何をしても楽しくなかった。どうしたらいいのか分からなかった。身動きが取れなくて、窮屈で、雁字搦めになり、マイナス志向の嫌な奴になっていました。

 

  このままでは何も解決しない。きつい。どうしようもない。身軽になりたい。心は重いままでも仕方ないから、とりあえず体だけでも身軽になりたい。

 

  ある日、そう思い立って自室の整理をすることにしました。いつでも、どうなっても大丈夫なように身軽になりたかったんです。

  1番気になっていた2つのシェルフの中を片付けました。持っていたことすら忘れていたもの、必要ないもの、使えないものばかりでした。沢山捨てました。売れるものは売ろうと思います。結果的にシェルフをひとつ処分しても構わないほど中身を捨てました。

 

  不思議なものです。物を整理すると同時に心も整理したかのように、気持ちがすっきりしました。色んなことが受け入れられるようになりました。すべてではないけど、今まで頑なに拒絶していたことが、受け入れられるようになりました。少しだけ大らかになれたようです。雁字搦めになっていた心が解けていっているんでしょうか。もうどうでもいいと思っていたものが、どうにかできるかもしれないと思えるんです。

  不思議なものです。気のせいかもしれません。でも、片付けして良かった。私はただ片付けをしただけです。物を手放しただけです。部屋も広くなり余白が増え余裕が生まれました。気のせいでもいいです。それでも片付けする前よりは幸せになれました。心が豊かになれました。日が経つにつれ、この幸せは薄れていくかもしれないけど、今まで味わったことのないこの経験は、忘れることはないと思います。

 

  まだ片付けは部屋の一角をやっただけです。まだまだこれから整理するところが沢山あります。いつでも、どうなっても大丈夫なように、心が少しでも自由でいられるように、今日も荷物を軽くしていこうと思います。

 

  断捨離がブームになるの、分かる気がするな。現代人は物に恵まれすぎて身の回りが乱雑すぎて心が落ち着かない、からかな。

 

 

追記

  今日は衣装ケースと押入れを整理しました。やっぱり持っていることを忘れていた洋服がありました。今年の夏は着ます!

  ちなみに私はミニマリストになりたいわけではありません。(ミニマリストの定義もあまり分かってはいないですが…) あくまで「いつでもどうなっても身動きが取れるくらいの身軽さ」です。それくらい身軽さだと心も自由でいられるかなって。捨てたくないものまで捨てないし、大事なものは整理してしまっておこうと思います。